ストーリー

サンレモロゴ

ストーリー

イタリアとその周辺国にあるエスプレッソマシンメーカーは大小合わせると数百社あるといわれています。
その中で常にトップグループに入っていたのがこのサンレモ社でした。

サンレモ社が生み出すエスプレッソマシンは、優れた基本性能と洗練されたデザインでイタリアのみならず世界各地で評価されてきました。

サンレモ社は、早い時期より「抽出時のコーヒーパウダーの蒸らし」についてこだわりを持っていました。日本でスペシャルティコーヒーがブームとなるずっと前のことです。 お茶が少しのお湯を含ませて茶葉を広げその美味しさを余すなく抽出させるのと同じく、コーヒーにも同じデリケートな作業が求められます。
数年前に、経営トップが息子のカルロに代わり、今までの堅実路線から一歩踏み出し大きな目標を打ち立てました。
サンレモ社は、今まで積み上げた技術に最先端の技術を投入した「革新的なマシン」を作るミッションを打ち立てたのです。

今まで誰も見たことがない
革新的なエスプレッソマシンを作る

そんな歴史を変えるようなエスプレッソマシンをつくるため、世界最高峰のチームがイタリアに発足しました。
その名も「the Sanremo World Academy Team」、通称SWAT(スワット)チーム。特殊部隊の名を冠したチームがこの世に生まれました。

メンバーは、世界トップのバリスタであるWBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)のチャンピオンや各国代表の選手たち、SCAE(ヨーロッパスペシャルティコーヒー協会)の幹部、マシンエンジニアのスペシャリストなどが、世界各国から集められました。

そんな夢のようなチームが一丸となって作ったもの。それは不可能と思われた、夢のようなマシンでした。

SWAT TEAM
(スワットチーム)Sanremo World Academy Team

Carlo de Sordi
Carlo de Sordi

Sales & Marketing Manager.
presso Sanremo Italia

Danilo Llopis
Danilo Llopis

Research & Development Manager.
presso Sanremo Itali

John Gordon
John Gordon

Framework Coffee Managing Director.
2010/11/13 UK Barista Champion

Sasa Sestic
Sasa Sestic

Ona Coffee Founder & Director.
Australasian Grand Barista Champion 2011.
World Barista Champion 2015

Ben Stephens
Ben Stephens

Technical Manager.
presso Sanremo Australia

Giacomo Vannelli
Giacomo Vannelli

1st Place Italian Barista Champion 2014/2015.
8th Place World Barista Championship Seattle 2015

Patrick O'Malley
Patrick O’Malley

IBCA International Barista and Coffee Academy.
SCAE Authorised Trainer. Q Grader.
SCAA Lead Instructor

Hugh Kelly
Hugh Kelly

Ona Coffee’s. Australian Barista Champion 2016/2017

Operaオペラ

抽出に関するすべてを
完璧にコントロール

完璧な抽出

従来のマシンは、9気圧・90℃・25秒が基本でした。
そのブレを無くすために、各社工夫をしてきました。
ただ、今はスペシャルティコーヒーの台頭により、温度コントロール・抽出圧可変などができるマシンが増えてきています。
しかし、それらはブレも多く、バリスタの技術任せの部分が多いです。

それを解消したのがオペラなのです。

オペラ専用アプリ

唯一のマシン

SWATチームは、あらゆる味を作ることができるマシン、つまり蒸らし・抽出圧・温度管理・水量、そのすべてを完璧に制御できるマシンがないことを憂い、それを実現可能にするマシンを作りました。それがオペラです。

それにより、「バリスタによる技術的な差」「連続で淹れたときのマシン的なブレ」をなくし、「あらゆるエスプレッソの味を安定して作り続けることができる」唯一のマシンとなりました。

オペラの背面

最高純度

SANREMO社の現社長であるCarloは、このマシンを作るときに、通常の3倍もの量のステンレスを使いました。もちろん最高純度のものを。

それはエスプレッソマシン業界からは有り得ない基準で、作る際に元社長である父親にクビにされかけたほどのことであったそうです。
しかしCarloはそれを押し切り、大量のステンレスを使い、グループヘッド自体にまでボイラーを作り、温度管理を極めることで、世界最高クラスの安定を実現したマシンを作り上げました。
また、最高純度のステンレスを使うことで、従来のマシンよりもスケールが付きにくく、壊れにくいのも良い点でしょう。

Cafe Racerカフェレーサー

誰もが、特別な技術なく淹れても
美味しいエスプレッソ

カフェレーサー

オペラとの違い

オペラは、現在の知識と技術の最高峰が詰まったマシンです。
しかし、あらゆる設定ができるということは、それを設定するバリスタ側の知識も必要ということです。

そこでSWATチームは、「誰もが特別な技術なく淹れても、美味しいエスプレッソを抽出することができるエスプレッソマシン」を作りました。
それがCAFE RACER(カフェレーサー)です。

最適な抽出可変の設定

材質や温度管理はオペラを引き継ぎ、バリスタチャンピオン達が考えた最適な抽出可変があらかじめ設定され、プレインフュージョンの時間と量が設定できます。
それにより、忙しい店やスタッフが変わったとしても、気にせず使うことができるでしょう。
車に例えると、オペラはF1、カフェレーサーは高級車といったところでしょうか。

Opera or CafeRacer

カフェレーサーorオペラ

オペラとカフェレーサー

ではカフェレーサーはオペラよりも劣っているのかというとそうではなく、レーシングカーで街中を走ったり、高級車でサーキットを走るのは変でしょう。
それと同じで、お店に合わせた最適なほうを選べる。その為に、オペラとともにカフェレーサーが生まれました。

ロースターなどの専門店はオペラを、カフェや料理店はカフェレーサーがベストなのではないでしょうか。

F18

さらに使いやすく
そしてリーズナブルに

F18

そして、2020年夏
F18がついに日本上陸

カフェレーサーの世界観を受け継いだF18
さらに使いやすく、そしてリーズナブルに。